大学受験コースをつくるにあたって

私たちは知名度こそ低い小さな塾ですが、中学受験では他塾の追随を許さない実績を残してきたと自負しています。その中でつくり上げた独自の指導システムは大学受験にも応用可能だと考え、大学受験コースを設置することにしました。

中学校に送り出した生徒たちが学校生活を楽しんでいる姿を見ると、うれしい気持ちになります。しかし、学校生活を楽しむ一方で、勉強が思うようにはかどらない生徒も少なくありません。そうした生徒たちが、AK associationsのような、大学受験のための塾があればいいのに、と言ってくれます。最難関中学校合格を目指して一緒に苦労した楽しい日々のことがよみがえります。そうして、小学部と同様に、少人数制でありながら、大手予備校に引けをとらない授業を受けられる、大学受験のための塾をつくろう、と決意するに至りました。

ただ、中学受験が終わったばかりの生徒を青田買いし、合格実績を上げるためだけに、塾づけにするようなまねをしようとは思いません。そのことが生徒の伸び代をどれだけ奪うことになるかを知っているからです。中高時代に何よりも大切なのは人格形成です。もちろん、そのことは勉強をしなくてよいということをまったく意味しません。<人格形成を行う>=<知的・人間的成長をする>ためには勉強が必要です。ですが、知的な刺激のない、受験のためだけの勉強は人格形成や知的・人間的成長を促しません。むしろ後者のための時間を奪うだけでしょう。受験勉強が本当に知的興奮を伴うものになるためには、多くの場合、新たな知と出会うための成長を行う準備期間が必要です。準備にどれぐらいの期間が必要なのかは個人差がありますので、受験勉強の開始が他人より遅れても、悩む必要はありません。スタートが遅れたら、その分、集中して受験勉強を行えばよいだけです。

 

受験勉強は必要だから行うという面があるのはたしかです。しかし、受験勉強においても、新たな知とのわくわくするような出会いが不意に訪れることがあります。実は、受験勉強をする意味はそこにしかありません。人生において何度か起こりうる、未知の存在との驚くべき遭遇が受験勉強においてもたしかに経験できるのです。そうした出会いを通じて爆発的な知的成長ができたなら、受験勉強した期間は短くとも、結果は自然とついてきます。

 

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あみこく