10周年の御礼とオンライン会員の募集のお知らせ

 

学習塾AK associationsは今年で10周年を迎えます。

宣伝らしい宣伝もしていない小さな塾から小学部54名、大学受験コース6名を卒塾させ、小学部で3人に2人が第1志望校、3人に1人が難関校、大学受験コースで2人に1人が最難関大学に合格するという驚異的な合格実績を残すことができたのは、この無名の塾を見つけ出し、信頼して通っていただいた皆さまのおかげです。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

子どもたちの教育に何ものにも妨げられることなく没頭できたこの10年は私の人生の中で最も楽しく充実した期間でした。大手塾による寡占が進む中、私どもは続く10年もあえて小規模塾にとどまり、子どもたち1人1人と真摯に向き合っていきたいと考えています。

さて、10年前、大手塾から独立する際、すでに塾には映像もオンラインも当たり前のように存在していました。日本では、学校の授業のオンライン化が進んでいないと言われていますが、塾のオンライン授業や映像授業はガラパゴス的に進化を遂げてきました。私が小規模塾を作った理由の1つも、10年前にすでにオンラインが当たり前のように存在していたがゆえに、オンラインの限界を感じ、教育にはオフラインでの人間関係の構築が大事だと考えたことにあります。こうしたガラパゴス化した日本の塾業界での私的な経験は、しかし、より大きな文脈で捉え返すこともできます。ネットに未来が感じられたのが90年代~ゼロ年代、ネットの限界が明らかになってきたのが2010年代だと言えます。2020年代はオンラインがこれまで以上に当たり前のインフラとなり、むしろオフラインでの人間関係をいかに構築していくかということが時代の最先端の課題となるはずです。

したがって、あくまでオフラインを充実させるためにオンラインを整備して、続く10年にさらなる飛躍を期したいと考えています。今回は、そうしたインフラ整備の一環として、オンライン参加を基本とするオンライン会員という制度を設けることにしました。現状、オンラインには限界があります。学習効果が一番高いのは教室での対面授業です。しかし、少人数ですので、オンラインでも対面授業と比べて遜色のない双方向授業を行うことができます。一方向的な映像授業よりは学習効果が高いはずです。小学部のみオンライン会員を若干名募集させていただきます。詳細はお問い合わせ下さい。